Michiko Yamada
山田 路子

山田 路子 MICHKO YAMADA

◆主な音楽活動・受賞歴

千葉県習志野市出身。能楽師一噌流笛方一噌幸弘氏に師事。
日本の伝統楽器である横笛(篠笛・能管)を用い、古典の技術を学びながらオリジナルの世界を追求している。自主公演や作曲、篠笛指導も行っており、オリジナルCDを二枚リリース。笛とギターによる「竹弦囃子」、笛と太鼓による「打花打火」としても活動している。

◆プロフィール

2004年 「東京駅赤煉瓦コンサート」出演。バリ島にて「キッズ・ゲルニカ」出演。 2007年 能楽師・高井松男氏「墨詩・北越雪譜 雪の怪談」出演。邦楽ユニット「打花打火ライブ」開催。国立能楽堂にて「一噌幸弘笛づくし オヒヤリその16」出演。2008年 「パワー・オブ・ミュージック~習志野発♪音楽を翼にのせて~」出演。アダム・ベンジャミンのダンスパフォーマンスに参加。明治座にて10月「川中美幸特別公演」(打花打火)。2009年 国際交流基金「日本・ドナウ交流年2009」によるハンガリー・ブルガリア・ポーランド公演。2010年 イタリアにて「スポレートフェスティバル」出演。2011年 市民まつり「習志野きらっと」きらおどり作詞作曲演奏。ルクセンブルク・スイス公演。110番の日和歌山県警一日通信指令室長(竹弦囃子)。2012年 自身初のオリジナルアルバム「mikoto~ミコト~」2013年 2ndアルバム「いろはに笛と」を全国リリース。2012年より計6回の自主公演「山田路子の武者修行」ライブを開催。

INSTRUMENT

篠笛 SHINOBUE
 
篠笛とは笛、竹笛、横笛とも呼ばれる日本の管楽器です。素材は、篠竹(女竹)から出来ています。起源は定かではなく、中国大陸から伝わって来たものを模倣して作られたのか、その以前から日本に竹を素材とした笛があったのか、確かな説はありません。篠笛は、祭り囃子、神楽囃子、獅子舞囃子、歌舞伎、長唄、民謡などに用いられます。中でも、お囃子等で使われる笛を「囃子物」「古典調」の篠笛といいます。この笛は、単一の規格を持っておらず、管の長さや指孔の数も一律では無く、その土地や用途によって異なります。一方、「唄物」の篠笛は、指孔が六~七孔有り、音階は西洋音階(ドレミ調)となっている為、様々な西洋音階の楽器と合わせることが出来ます。(AUN J クラシックオーケストラでは、主に唄物の篠笛を使っています。)記譜法は、現在は数字譜や西洋譜を用いますが、本来は譜面が無く、口伝で受け継がれています。AUN J クラシックオーケストラでは山田路子、井上公平が篠笛を担当しています。